ICLP 一般社団法人 国際発音検定協会

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「話せない」、「聞き取れない」を「発音」をから解決する

音声学

世界中の言語の発音方法を、研究・ 分析する学問領域です。
この学問領域の研究団体として、IPA(国際発音記号)の開発と制定をした国際音声学会があります。
世間一般の辞書で利用されている国際発音記号の表記はIPAが開発したものです。世界中のすべての言語は、子音母音ともに、IPAに基づいて発音する際の物理的特性が定められております。
言い換えると、英語を含む全ての言語には、音声学上でそれぞれの発音、つまり発音記号であらわされる音の範囲が定められています。

母音は、 言語ごとに周波数の区分が定められており、それがずれると別の音だと認識されます。
子音の場合には次の三つの要素で、正しい音かどうかが判定されます。

  • 有声音か無声音(声帯が震えているか否か)
  • 子音が作られる場所(唇、歯の先などの音を作る部位のことを調音
    器官とよびます)
  • 子音の作り方(弾く、摩擦するなど)

子音は上記の3 つのいずれかにズレがあると、違う音と認識されます。
このように、子音・母音それぞれに音声学上ネイティブとして認められる音の出し方、範囲が決まっています。
「 発音検定試験」では、発音した音が音の出し方、
音の範囲において妥当かどうかをチェックしているのです。

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